引っ越し作業員に渡す「心付け」の相場っていくら? スマートな渡し方とは?

公開日: 更新日:

 何十回も引っ越し経験があるという、ある漫画家のXのポストが先日、ネット上で話題になっていた。引っ越しの際に、家電のコンセントをテープで本体に止めておくだけでも業者に喜ばれて、〈ニコニコで作業してくれる〉といった投稿だ。共感した人が多かったようで、反応も続々。

〈コンセントは出来れば側面じゃなく、背面の一段窪んだあたりに固定しておくと更に良い〉〈電子レンジやオーブントースターの扉も開かないようにコードと一緒に養生しとくと喜ばれる〉

 中には、段ボールのガムテープの色を変え、色ごとにどの部屋に運ぶかをメモして渡しておくなんて“引っ越しの達人”も。皆さん、かなり気を使っているようだ。

 ある引っ越し会社のスタッフは「〈こっちは金を払ってるんだから〉とふんぞり返っている人より、協力的なお客さんの方が、そりゃ気持ち良く作業できますよ」と本音を漏らす。人間だもの、当然だろうが、生活経済ジャーナリストの柏木理佳氏はこう話す。

「下準備しておくことで余計な追加料金を取られたくないということもあるでしょうし、中には、引っ越し作業員の男性に恐怖を感じている女性もいます。できるだけ気分を害したくない。穏便に丁寧に仕事をしてほしくて、異常なほど気を使ったりするそうです」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱