古文書保護の決め手はワサビで“消毒”? 大エジプト博物館・国際研究チームが効用を明らかに
日本の食文化には欠かせない「ワサビ」の意外な効用が明らかになり、注目を集めている。なんと古代エジプトの「死者の書」などのパピルスに記された古文書の保護に絶大な効果があるというのだ。
大エジプト博物館の女性研究員、ハナディ・サアダさんが率いる国際研究チームが明らかにした。
パピルスは、カヤツリグサ科のパピルス草(カミガヤツリ)の茎を砕いて作られたもので、微生物の真菌が大敵。パピルス本体と絵や文字を描いた顔料が真菌に侵食されるのだ。
研究チームは、真菌が付着したパピルスを吊るし、下から水とワサビを混ぜたものを加熱して、発生する蒸気にさらした。その結果、3日後には真菌は完全に除去され、さらに顔料などに物理的変化が全くなかった。
ワサビの蒸気に含まれる辛味成分が抗微生物作用を持つため、パピルス文書に付着した真菌の排除に効果的なのだという。
これまでの真菌消毒剤は真菌だけでなく、顔料も損傷させていたので、「ワサビ消毒法」は、パピルスの文化財保存に画期的な発見だそうだ。
■関連記事
-
知らないと怖い! AIとネット社会の落とし穴 タイムズカーで免許証画像146万件、ヤマトでは購入履歴も流出…あなたの個人情報を守る「7つの自衛策」
-
知らないと怖い! AIとネット社会の落とし穴 GMOで顧客情報流出やFX不正取引、熊谷正寿社長が涙の謝罪も…セキュリティーの研究者が指摘する「本当の問題点」
-
世のオジサンたちが佳子さまに期待する「婚活ファッション」など余計なお世話 ご本人の装いににじむ社会へのメッセージこそ至高
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 パチンコの景品交換所はシニアに人気の仕事 元ホワイトカラーが辞めない理由とは?
-
瓶ビールが似合う 安らぎのレトロ酒場 「諸星」(神奈川・新子安)酒屋から約100年 コロナ禍で生まれた「もつのにこみ」の新しい食べ方
-
もぎたて海外仰天ニュース 運転手急病のスクールバスに飛び乗り車両止める! 監視カメラが捉えていた米ミネソタ州での劇的救助の一部始終




















