選挙支援をアテにできない自民“カルト議員”は壊滅状態…萩生田帝国の崩壊も秒読み

公開日: 更新日:

 反日カルト集団の旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着、金権腐敗をあらわにした裏金事件。自民党の宿痾がモロ出しになって以降、初の国政選挙となった衆院選(27日投開票)で関係議員は軒並み落選危機に瀕している。とりわけ、教団が提供する無償のマンパワーに頼ってきた面々の多くは選挙に強くない。カルト議員も壊滅寸前だ。

 党本部が2022年9月に公表した点検結果により、選挙で統一教会のボランティア支援を受けたことが判明している候補者は〈別表〉の通りだ。報道各社などの情勢調査によると、優勢なのは5選を狙う世襲の田野瀬太道前議員くらい。残りの面々はせいぜい互角、ほぼ追う展開だ。悪魔のささやきを拒めるかが試される。

 裏金づくりに手を染めた輩は比例代表の重複立候補が認められず、選挙区で負ければタダの人。その象徴と言えるのが、旧安倍派幹部「5人衆」の筆頭格で、非公認となった萩生田光一元政調会長だ。対抗は、統一教会問題の追及で知られる立憲民主党有田芳生元参院議員。連日の猛攻により、安倍最側近をかさに着て築き上げた「萩生田帝国」は崩壊寸前だという。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱