カルビー「かっぱえびせん」やめられない とまらない秘話

公開日: 更新日:

 カルビーと言えば、かっぱえびせんだ。有名なキャッチコピー「やめられない とまらない」は、食べた人があまりにおいしくて口々に言ったことから誕生したとされる。

 都市伝説ともいえる逸話だが、これは事実なのか確かめてみた。

 カルビー広報部の西尾さんがこう言う。

「かっぱえびせんは1964年に発売されましたが、その食感、形状、口どけ、味において後を引いて食べ続けたくなるように工夫されております。しかし、食べた人が口々に『やめられない とまらない』と言ったという記録や資料は社内にはございません。社内外の販売促進担当者たちが知恵を集めて作ったと聞いております」

 残念! では、ポテトチップスは味が違っても形は一緒なのに、サッポロポテトの「バーベQあじ」(網状)と「つぶつぶベジタブル」(棒状)は形が違う。ナゼなのか?

「サッポロポテト(現在のつぶつぶベジタブル)は、かっぱえびせんの姉妹品として形状を踏襲するスティックタイプでの開発になりました。次にチキンなどを入れたバーべQあじは、サッポロポテトと区別がつきやすいように面積の広い製品を作ることになりましたが、膨らんで厚くなると食感が良くないため、サクサクの食感にするためにバーベQの網をイメージしたアミアミ状の穴をあけることを思いついたようです」(西尾さん)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に