維新吉村代表が石丸新党と連携前向きのトンチンカン、「政治屋の一掃」に危機感ゼロのお気楽ぶり

公開日: 更新日:

 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が今夏の東京都議選に向けて立ち上げる地域政党「再生の道」。

 政策を掲げず、所属議員の党議拘束もなし。他党との掛け持ちも認める、という異例の方針が示されたため、一部では「政党ではなく互助会組織」といった声も上がる。さらに設立会見でフリー記者の出席を認めず、登録者数100万人相当のネット媒体を有しているなどの条件を掲げたことから、SNS上では《結局、狙いは自身の動画再生回数か》《政党名は「再生回数の道」にした方がいい》といった投稿もみられる。

 いずれにしても、現時点で何をしたいのか、都政の課題をどう考え、具体策はあるのかがさっぱり分からない。とはいえ、昨年の都知事選で次点に食い込んだ石丸氏だけに、裏金問題を抱えた自民党や、都知事選で蓮舫前参院議員(57)を支援した立憲民主党などは警戒感を強めているようだ。

■吉村知事はかつて「公約を実現するのが政党」と言っていたが…

 対照的なのは日本維新の会だろう。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった