石丸伸二氏インタビュー 迫る解散・総選挙「進次郎さんと野田さん、どちらを刺す方が意味があるか」
「ポスト岸田」を決める自民党総裁選(27日投開票)、政権交代を狙う野党第1党の立憲民主党代表選(23日投開票)が佳境に入っている。早期の衆院解散・総選挙が想定される中、何かと話題のあの人はどう動くのか。7月の東京都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)だ。「この先」を聞いた。
都知事選直後、国政進出について「選択肢としては考える。広島1区。岸田首相の選挙区です」と言及。永田町をザワつかせたが、標的は退陣を表明し、政界の景色は変わりつつある。どこに立つのか、立たないのか。
「全ての選択肢が生きている。総理大臣を目指すことも可能性としてはあるわけですよね、被選挙権があるので。今後の展開次第じゃないですか。例えば自民のトップが(元環境相の小泉)進次郎さん、立民は(元首相の)野田(佳彦)さんになったとしたら、どっちを刺しに行った方が意味があるかとか」
新首相を選出する臨時国会は来月1日に召集される見通し。9日ごろの衆院解散が見込まれ、参院岩手補選と同日選の「10月15日公示-10月27日投開票」や「10月29日公示-11月10日投開票」などの日程が浮上している。