吉村府知事も“石丸信者”頼み? 新党表明を早速ヨイショ、YouTubeも開始…「政治エンタメ化」に潜む危うさ
前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が12日、自身のYouTubeで来年夏の都議選に向けて地域政党をつくることを表明。翌日には、大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事(49)が「ぜひやってもらいたい」と応援コメントをし、12日からは自身もYouTubeチャンネルを開始した。また、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)も13日に出演した東京MX番組で、「旋風を巻き起こす可能性はある」と語っている。
2人の共通点は、石丸氏人気頼みなところだろう。
「ともに元テレビ東京のプロデューサー高橋弘樹氏の始めたYouTubeチャンネル『ReHacQ(リハック)』で、石丸氏と対談後に熱烈なファン"石丸信者"から絶大な支持を得ています。政策面の類似や石丸氏をうまく持ち上げていましたから。吉村府知事は82万回、玉木代表との対談は149万回でほかの政治家との対談回と比較しても好評でした。実際、衆院選では石丸氏が東京駅前で演説を行っていた国民民主党の選挙カーにサプライズ登壇して話題に。吉村氏のYouTubeチャンネル初回動画のコメント欄は《石丸氏が叩かれていた時、正面から反論し評価して下さったこと忘れておりません》《是非石丸さんと連携して日本を動かしてください》など石丸信者からの書き込みが目立つ。彼らのエールに支えられている印象です」(スポーツ紙記者)