チェルシーとレアルがCL準決勝進出 まるでW杯の“見本市”
■あと一歩までレアルを追い詰めたドルトムント
W杯出場国の代表選手8人のレアル・マドリード(スペイン)は、地元で行われた第1レグを3─0で完勝。実力上位とあって同5人のドルトムント(ドイツ)相手に完敗することはないだろうと言われていたが、ギリギリの準決勝進出だった。地元サポーターの熱狂応援を受けたドルトムントが、序盤から気迫あふれるプレーでレアルを押し込み、ドイツ代表MFロイスが前半24、37分に連続ゴール! あと1点で「2試合合計3─3」の同点に追い付く。 しかし、ここからアンラッキーの連続。ドルトムントの決定的なシュートはバーやポストを直撃したり、相手に当たってコースが変わったりで、結局は追加点を奪えずにベスト8で姿を消した。
準々決勝の残り2試合は、アトレチコ・マドリードとバルセロナとのスペイン勢同士の一戦と、欧州王者バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と日本代表FW香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドとの注目カード。試合開始は日本時間10日午前3時45分だ。