ブラジルW杯観戦 初戦レシフェにはバスで丸2日間の“地獄”
W杯期間中の航空運賃が約10倍に跳ね上がると報道された。サンパウロとリオデジャネイロの往復運賃が2390レアル(約10万円)。その距離は約500キロで東京―大阪間と同じだ。
もちろん世界中から各国サポーターが殺到し、航空券はプラチナチケットとなる。入手困難だ。
鉄道網のないブラジルで最も安い移動手段はバスとなる。
ブラジルはバス移動網が整備されている。サンパウロとリオデジャネイロ間はひっきりなしにシャトルバスが発着している。バスは座席の広さで「レイト」(ファースト)から、「エグゼクチーボ」(ビジネス)、「コンベンショナウ」(エコノミー)に分けられる。
レイトはビジネス客の多い大都市間を走っており、飛行機のファーストクラスのような大きな座席、背もたれを倒して横になることが出来る。
ちなみに日本代表の開幕戦が行われる北東部のレシフェまでサンパウロからバスが出ているが、ビジネス客がいないためギュウギュウ詰めの「コンベンショナウ」だけだ。