が、ネックになるのが2億2000万円という高年俸だ。ヤクルトに限らず、開幕から2カ月が経とうというこの時期に、2億円超の選手を引き受ける球団はまずないし、「そもそも、あの巨人がシーズン途中に同一リーグの球団へ選手を出すわけがない」とは前出の球界関係者。「従って今年は、自動的に飼い殺しということになる」と言うのである。
村田は昨オフ、前年よりすべてにわたって成績を上げたにもかかわらず、8000万円ダウンを提示され、仏頂面でサインをした。高額年俸がネックになって飼い殺しにされるくらいなら、いっそのこと年俸を1億円くらいまで下げてもらったほうが良かったかもしれない。