日本はどう戦う ベルギーの要注意人物を鈴木良平氏が解説
「準備期間の短かった西野監督はできるだけ早くにメンバー、戦い方を決めて練習、試合を通して<ベースとなる形をつくること>だった。確かに主力選手たちは、2試合をこなして疲労が蓄積。西野監督は疲労回復を最優先に考え、ポーランド戦で選手を大幅に入れ替えたのでしょう。その代償としてチームを熟成させるチャンスを放棄してしまった。大きな判断ミスと言っていい」(前出の鈴木氏)
ベルギーはイングランド戦の終盤に主力DFコンパニー(32=マンチェスターC)をピッチに送り出した。今月2日のポルトガルとのテストマッチ中にケガを負ってリハビリを続けていたが、頼れるDFリーダーが満を持して復帰したのである。
より最強になったベルギーが、日本の前に立ちはだかる――。