西野監督が大博打 ポーランド戦先発6人入れ替えの“黒幕”

公開日: 更新日:

 ポーランド戦前日、西野朗監督(63)とGK川島永嗣が公式会見に出席。度重なるミスによる失点が国内外で話題になっている“守護神”はFIFAの公式サイトでも「コメディー・オブ・エラーズ」と酷評されているが、「日本代表としてプレーする中で、批判される覚悟がなければこの場所にいない。前の試合は仲間に助けられた。今度は自分が助けるプレーをしたい」と前を向いた。

 専門家の間でもスタメンを外すべきとの意見が噴出しているが、会見出席で事実上の先発“内定”。西野監督は川島と心中する覚悟を決めた一方で、きょうのポーランド戦でこれまでの先発から大量6選手を入れ替えるプランを持っていることが分かった。

 疲労の蓄積が懸念されていたキャプテンの長谷部誠(34=フランクフルト)、コロンビア戦で勝ち越しゴールを決めた大迫勇也(28=ケルン)、セネガル戦で同点ゴールを決めた乾貴士(30=エイバル)らを下げ、槙野智章(31=浦和)、武藤嘉紀(25=マインツ)、酒井高徳(27=ハンブルガーSV)の3人ら今大会初起用組を含めた大幅チェンジ。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まり、負ければ敗退の可能性も残されている中で大博打に打って出る可能性があるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  2. 2

    町田ゼルビア黒田剛監督は日本サッカー界の風雲児か? それともSNSお祭り炎上男か?

  3. 3

    イメージ悪化を招いた“強奪補強”…「悪い町田をやっつける」構図に敵将が公然批判でトドメ

  4. 4

    Jリーグ界“世紀の悪役”の素顔とは…実は笑いが絶えない取材現場、森保一監督からアドバイスも

  5. 5

    カタールW杯正GK権田修一「26年大会も出場したい」に立ちはだかる壁の正体…1日にハンガリー移籍

  1. 6

    徹底した“勝負至上主義”が生む誤解…特定チームのファンをブチギレさせ大炎上した発言とは

  2. 7

    発言の真意を説明も「言い訳するな!」と火だるま…“出る杭”としてネットではオモチャに

  3. 8

    なでしこ 格下コロンビアと「物足りない」ドロー決着…それでも光った途中出場DFの強心臓

  4. 9

    3年連続J1得点王、元日本代表の大久保嘉人「スペイン人になるよ、オレ!」仰天発言の舞台裏

  5. 10

    森保ジャパン「W杯初8強入り」の条件とは…世界最速&代表史上最速で本大会切符も、課題だらけ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは