日本はどう戦う ベルギーの要注意人物を鈴木良平氏が解説
日本が7月3日(午前3時キックオフ)の決勝トーナメント1回戦で対戦するベルギーは、何といってもFIFA世界ランク3位の強豪である。欧州最強ベルギーは一体、どんなチームで要注意人物は誰か?
ドイツサッカー協会S級ライセンスを持つ鈴木良平氏は、「マンチェスターC所属のMFデブルイネ(26)がトップ下ではなく、ボランチでプレーしていること自体、ベルギーの強さを物語っている」とさらに続ける。
「デブルイネの持ち味は、相手GKとDFの守りづらいポイントにズバッとグラウンダーのボールを供給してくると思えば、機を見てカットインして中央に入り込んで強烈シュートを放ってくるところ。相手守備陣にしてみたら、実にイヤな選手です。そのデブルイネを攻撃的ポジションから追いやったFWメルテンス(31=ナポリ)、背番号10を背負ったMFのE・アザール(27=チェルシー)らタレントの宝庫です。1989~91年生まれで黄金世代と呼ばれた選手がピークを迎え、2014年ブラジルW杯、16年ユーロを経て完成度の高いチームで乗り込んできた」