予想覆す勝ち点4 日本快進撃の背景にコーチ陣と岡田元監督
ロシアW杯1次リーグH組で西野朗監督(63)率いる日本代表が2戦目の相手セネガルと引き分けて勝ち点を4に伸ばし、これで3戦目のポーランド戦(日本時間28日午後11時キックオフ)が「引き分け以上」で決勝トーナメント進出が決まる。
「エースFWマネを含めてセネガルの主力選手全員が100%の力を出し切れなかった。試合を通してボールウオッチャーになって日本人選手のマークを外したり、集中力を欠いて攻守の連動を崩す場面が見られ、総体的に日本有利の局面が多くなった。日本にとっては初戦のコロンビア戦に続き、ラッキーにも恵まれました」(現地取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)
ちなみにポーランドは日本―セネガル戦後に行われたコロンビア戦(25日午前3時キックオフ)を0―3で落とし、開幕2連敗となって1次リーグ敗退が決まった。
「ポーランドにも<3連敗して母国におめおめとは帰れない>というプライドはあるだろうが、いかんせんチーム状態が悪過ぎる」とドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏が続ける。