惜敗の涙から1年…優勝の「におい」消えた松山のメンタル
【全米プロゴルフ選手権】
松山英樹(26)は2アンダー、16位タイとまずまずのスタートを切ったが、今季はここから波に乗れない。
前年覇者として臨んだ先週のWGCブリヂストン招待も、初日は首位に5打差、3アンダーの21位発進。それが1オーバー、39位のフィニッシュ。
「いい感じで試合に臨んでも崩れてしまい(調子を戻すには)ちょっと時間がかかりそう」と言って、肩を落とした。
この日のボギーなしは、課題のティーショットが安定(フェアウエーキープ率71・43%)した結果だ。
「ピンチもありながらノーボギーは大きい。チャンスは少なかったがティーショットがフェアウエーに置けたので。メジャーの初日としてはいいスコアで回れた。セカンドショットは良くなかったが、フェアウエーから打てたのでグリーンに乗った(パーオン率66.67%)。パットに関しては11番でいいパーパット(約5メートル)が入ってくれた。もう少し、何の不安もなくポンポン打ちたいが、まだ不安がある」