申ジエと同組も集中 福田真未ツアー2勝目に比嘉の援護射撃
【北海道meijiカップ】
「朝からいい緊張感で楽しくラウンドができた。震えるようなドキドキはなかった。(14番でボギーも)目の前の一打に集中して、しっかりプレーできた」
首位発進の福田真未(26)が68で回り、トーナメント記録を更新する通算15アンダーで今季初、ツアー通算2勝目を挙げた。
最終日はスロープレー常習で知られる申ジエ(30)と同組になった。
申はツアー16勝の実力者だが、プレーリズムを狂わされるため同組になるのを嫌がる女子プロは多い。
今年のワールドレディスサロンパス杯では最終日最終組で一緒だった鈴木愛がペースを乱され、おまけに申に優勝をさらわれて1打差2位に終わった。
この時は最終組にプレーペースが遅いと競技委員から警告が出た。鈴木は「走らされるとは思っていなかったし、(警告には)優勝争いをしていて気持ちよくプレーできない。もうちょっと落ち着いてやりたかった」と暗に申を批判した。