全米プロに暗雲…松山英樹は復調どころか迷路にどっぷり
【WGCブリヂストン招待】
今週開催のメジャー最終戦、全米プロ(9日開幕)に向けてビッグネームが調子を上げている。
世界ランク(WR)3位のJ・トーマスが優勝し、トップ10には3位D・ジョンソン(WR1位)、5位B・ケプカ(同4位)、6位R・マキロイ(同7位)、10位J・デイ(同10位)とおなじみの顔がズラリと並んだ。
ところが、ここ2戦予選落ちが続いた前年覇者の松山英樹(26)は低迷したままだ。相性のいいコースで復調のきっかけをつかみたかったはずだが、「いい感じで試合に臨んでも崩れてしまい、(調子を取り戻すには)ちょっと時間がかかりそう」(松山)と、また迷路にはまってしまった。
1アンダー36位発進の最終日はイーグル先行で前半は勢いを見せた。
2番パー5で2オンに成功すると、6メートルを放り込んでイーグル。続く3番パー4は2打目をピンそば1メートルにつけてバーディー。5番でもバーディーを奪い、ここまでは昨年大会の最終日に出したコースレコードに並ぶ61の再現か、と思われた。