著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

豪移籍決定後に現地メディアに語った“偽らざる本音”

公開日: 更新日:

 ダビュトビッチ記者は、「ACLには、大きなポテンシャルがあると私は考えます。すでに(元スペイン代表MF)シャビや(元ウルグアイ代表FW)フォルランが参戦し、今回ホンダもプレーすることで存在価値がより認識されるでしょう。さらに5~6社のスポンサーがつけば、さらなるブランド化が実現する。いずれは欧州CLに近づくのも可能だと思います。ビジネスマンのホンダは、そういう点にも目をつけているはず。豪州と日本の関係を深め、アジアサッカーの地位を高め、レベルを上げることにも尽力していくはずです」という見解を示す。

 19年ACLでメルボルンVが準々決勝まで進めば、試合は8月以降となる。契約は「1年」の本田だが、おのずと延長へと流れは傾くだろう。

 そして20年夏まで豪州でプレーし、同年の東京五輪にオーバーエージ枠として出場できれば、最高のシナリオで選手キャリアに区切りをつけられる。

“カンボジア代表監督”の契約も20年夏までとなっており、8月の五輪出場はコンプライアンス上も問題ない。本田がそこまでの絵を描いているとしたら――。本当にアッパレというしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動