豪移籍決定後に現地メディアに語った“偽らざる本音”
ダビュトビッチ記者は、「ACLには、大きなポテンシャルがあると私は考えます。すでに(元スペイン代表MF)シャビや(元ウルグアイ代表FW)フォルランが参戦し、今回ホンダもプレーすることで存在価値がより認識されるでしょう。さらに5~6社のスポンサーがつけば、さらなるブランド化が実現する。いずれは欧州CLに近づくのも可能だと思います。ビジネスマンのホンダは、そういう点にも目をつけているはず。豪州と日本の関係を深め、アジアサッカーの地位を高め、レベルを上げることにも尽力していくはずです」という見解を示す。
19年ACLでメルボルンVが準々決勝まで進めば、試合は8月以降となる。契約は「1年」の本田だが、おのずと延長へと流れは傾くだろう。
そして20年夏まで豪州でプレーし、同年の東京五輪にオーバーエージ枠として出場できれば、最高のシナリオで選手キャリアに区切りをつけられる。
“カンボジア代表監督”の契約も20年夏までとなっており、8月の五輪出場はコンプライアンス上も問題ない。本田がそこまでの絵を描いているとしたら――。本当にアッパレというしかない。