女子バレー代表・黒後愛 「全てを東京五輪につなげたい」
バレーボール東レアローズの黒後愛(20)は、日本女子代表を牽引する若きアタッカーだ。2018年5月のネーションズリーグ(ブラジルほか)で代表デビューを果たすと、秋の世界選手権(9~10月、日本)では、チーム2位の107得点をマークした。長年、日本女子のエースを務めてきた木村沙織(17年引退)の後継者としても期待される。
――代表デビューを果たした18年を振り返ると?
「全日本は自分が目指してた場所なので、初めて選ばれた時はうれしさでいっぱいでした。選ばれた以上は世界選手権で活躍したかったし、結果を残したいと思っていたのですが……」
――エースアタッカーとして107得点では物足りなかった?
「個人のプレーは納得していません。日本のバレーは粘って粘ってというイメージで、ディフェンス面ではもっと貢献しなければいけなかったし、アタック面でも多彩な攻撃を自分からもっと積極的に仕掛けていくべきだったと反省しています」
――強豪国との対戦では、思うようなプレーができない時などはどう乗り越えてきましたか。