女子バレー代表・黒後愛 「全てを東京五輪につなげたい」
――日本のエースとして心掛けていることはありますか?
「チームの流れがいい時は誰がスパイクを打っても得点できるものです。チームが苦しい時ほど、しっかりと流れを変えられるプレーができるような選手になりたいです。バレーボールはメンタルも左右するスポーツだと思っているので、精神的にもチームを引っ張れるようになるのが理想です」
――東京五輪は視野に入ってますか?
「日本で五輪が開催されるのは運命的なことだと思っています。出場したいという思いはありますし、正直に言うと、東京五輪で活躍するために、今できることを頑張りたいと思っています。先を見据えて、今できることを考えて毎日を過ごしていきたいです。全てを東京五輪につなげられるようにしたいですね」
(聞き手=近藤浩章/日刊ゲンダイ)
▽くろご・あい 1998年6月14日生まれ。栃木県宇都宮市出身。下北沢成徳高(東京)では1年生で定位置を獲得。2016、17年には春の高校バレー連覇に貢献し、2大会連続でMVPに選ばれた。卒業後はVリーグの東レアローズに進み、17~18シーズンの最優秀新人賞を受賞した。