サーシャ不在影響か 大坂なおみ“新女王初戦”で敗退の衝撃
第2セットも女王の不安定なプレーが続いた。第2ゲームでブレークされると、第3ゲームですかさずブレークバックに成功したが、流れを掴めない。第6ゲームで再び、ダブルフォールト。このセットは、サーブに時間をかけ過ぎて主審から警告を受けたり、相手のショットを簡単に見送るなど、集中力を欠いて、格下のムラデノビッチに完敗を喫した。
「本当にひどいプレーだった。私はまだ若いし、学ぶことはたくさんある。次の大会を楽しみにしたい」とは試合後の大坂の弁。
今大会はサーシャ氏に代わって急きょ、日本テニス協会の吉川真司女子代表コーチをつけて臨んだ。
ジュニア時代に師事した吉川氏の支援を受けたが、メンタル面でのサポート役だったサーシャ氏の不在がプレーに響いたか。