大坂なおみ女王初戦惨敗は想定内 3月はセリーナ式で狙う
まだ3勝しかしていない大坂が世界ランク1位なのは、3勝のうち2勝が四大大会、残る1勝がプレミア・マンダトリーだから。格付けが上の大会を勝てば勝つほど得るポイントは大きく、ポイントはランキングに直結する。
長らく女王の座に君臨したセリーナ・ウィリアムズ(37)は、四大大会のシングルスだけで23勝している。ただでさえスケジュールがハードなツアーで、すべての大会を勝ちにいったら身が持たない。四大大会を筆頭にポイントの高い試合に照準を合わせたことが世界ランク1位の座を維持することにつながった。
大坂もセリーナ式を狙っているそうだから、パリバ・オープンより格付けの低い今回のドバイ選手権で敗れたからといってダメージはほとんどない。
全仏前の狙いは、あくまでも米国で行われるプレミア・マンダトリーの2試合、パリバ・オープンと3月下旬のマイアミ・オープンだという。