戦国時代に突入…玉石混交の“無料”野球データをジャッジ
米国では新たな選手評価法が次々に開発され、野球データ戦国時代の様相を呈している。新しい評価法やデータは、まさに玉石混交。本当に価値あるものもあれば、疑問符の付くものも。以下はそれらの中で無料で利用できるものだ。
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■価値ある新データ
①スピンレート……MLBが2015年から導入したスタットキャストデータのひとつで、投球の1分当たりの平均回転数を表す。速球とスライダーのキレは、回転数に比例するためスピンレートの数字が大きいほどキレがあるということになるのでわかりやすい。
②スイートスポット率……打者が投球をバットの芯で捉えた比率。MLBのスタットキャストデータで見ることができる。
③ボール球スイング率……野球データサイトのファングラフスで見ることができるデータで、ボール球に手を出した比率が示されている。
40%を超すと何でもかんでも打ちに行くフリースインガーと見なされる。