コービーがヘリ墜落死…日本人選手も対岸の火事にあらず
ヤンキース・田中は移籍1年目の2014年2月、大雪で搭乗予定の旅客機が離陸できず、翌日に自腹でチャーター機で渡米。レッドソックス・岡島は07年7月に球宴に選出され、遠征先からオールスター開催地まで、オーナー所有のプライベートジェットで移動した。
メジャーリーガーの飛行機事故による悲劇は少なくない。ロベルト・クレメンテは1972年、ニカラグアの大地震被災者への救援物資を運ぶチャーター機が墜落して38歳でこの世を去った。70年代にヤンキースの主将を務めたサーマン・マンソンは、自ら操縦する小型機の事故で、現役時に早い生涯を閉じた。06年にはヤンキースの先発右腕ライドルが、セスナを操縦中に墜落死した。
ヘリやプライベートジェットは便利でも、その分、危険がいっぱいだ。