大相撲九州場所も東京変更 利点あれど関係者から落胆の声

公開日: 更新日:

 その点、国技館は定期的に改修工事を行っているので心配ないというのだ。

 他にも東京だと使い慣れた自身の部屋で調整に専念できるし、家庭のある力士は家族と過ごせる利点もある。ただ、力士といえどそこは人間だ。

「特に福岡は羽を伸ばすのに絶好の場所ですからね。冬の時期なので旬の食べ物が多く、酒もうまい。日本有数の歓楽街でもあるので、ソッチの遊びをする力士もいる。地方場所の力士が最も頻繁に外出するのが福岡なんです。その意味ではガッカリしている力士、親方、報道陣も多い。もっとも、このご時世、仮に場所が変更にならなくても派手に遊び歩くわけにはいかなかっただろうけど……」(前出の親方)

 今は相撲だけに専念するしかない。

【写真】【大相撲7月場所2日目】半年ぶり「有観客」開催に迫った!(21枚)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇