12.22開幕NBAは五輪前に終了も…ドリームCの参加は玉虫色

公開日: 更新日:

 IOCへの反発も選手の五輪不参加につながる可能性がある。バッハ会長は10月24日の会見で「五輪はスポーツに関するもの。政治的なデモンストレーションを行う場ではない」と発言。NBA選手たちが積極的に関わった人種差別への抗議行動「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」を暗に批判し、五輪での同様の活動を自粛するよう訴えた。NBAでは多くの黒人選手が各チームの主力を占めているだけに、バッハ会長の発言には根強い不信感を抱いているというのだ。

 バッハ会長は18日、4日間の訪日日程を終えて帰国の途に就いた。チャーター機に乗り込む際には、見送りの関係者に笑顔を見せるなど、満足そうな表情を見せたが、ドル箱競技であるバスケの全面的な協力は得られそうにない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動