巨人次期監督争い 桑田vs阿部“万事正反対”で火花バチバチ

公開日: 更新日:

 巨人がOBの桑田真澄(52)を一軍投手チーフコーチ補佐として招聘することになり、波紋が広がっている。

「全権」を担う原監督は12日の会見で「野球人として人間力、生きざまに興味がある。すごく勉強になる人」と説明した。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚)

 東大大学院でも学んだ経験から、技術、理論などを投手陣に伝える役割を担う桑田も腕を撫す。野球界全般で「常識」とされてきた走り込みや投げ込みなど旧態依然の練習法を排除し、「今の時代はテクノロジーの進化がある。科学的根拠を添えて指導したい」とデータや映像を駆使した指導を行うとしている。

 とはいえ、引退後は一度もユニホームを着ておらず、プロでの指導歴はゼロ。ブチ上げる立派な理論も「机上の空論」と冷ややかに見る向きもあり、巨人内にもアレルギーがある関係者は多い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動