松山英樹は1オーバー41位T発進 2つ目タイトル奪取へ急げ!
■スピース、マキロイは20代のうちに
松山は4つのメジャーすべてに勝つ「グランドスラマー」を目標に2013年から米ツアーに本格参戦。約8年かけて1つ目のタイトルを手にした。
グランドスラムといえば、21歳でマスターズを圧勝したT.ウッズ(45)は、32歳でトリプルグランドスラマー(全メジャーに3回以上優勝)になっている。そんな怪物と比較するのは酷だが、松山より若いJ.スピース(27)も、グランドスラムに王手をかけている。スピースのメジャー初Vは15年マスターズ(当時21歳)。約2カ月後の全米オープンも制覇。史上4番目の若さでメジャーに2勝し、2年後の17年全英オープンに優勝。今大会に勝てば偉業を成し遂げる。
また、当時22歳で11年の全米オープンを制したR.マキロイ(32)は、12年全米プロに勝ち、14年は全英オープンと全米プロに連勝。4大大会制覇に残すタイトルはマスターズだけだ。
スピースもマキロイも、メジャー初優勝から2勝目までが早く、勢いに乗っていたことがわかる。メジャー4勝のB.ケプカ(31)も、17、18年全米オープン、18、19年全米プロを勝ち続け、20代のうちにタイトルを積み上げている。