東京マラソン男子キプチョゲ圧巻V 世界記録3000万円逃すも“賞金の数倍”の招待料がっぽり
国内の主要マラソンは昭和の時代から、大会を盛り上げるため、毎年海外の有名選手を招待してきた。中には、高額な招待料をもらって真剣に走らないランナーもいたという。
「例えば、今大会の前身である東京国際マラソンでは、1986年大会に呼んだ84年ロス五輪金のカルロス・ロペス(ポルトガル)が約10キロで途中棄権。体つきを見れば、大会前から調整不足は明らかだった。この時ロペスは当時の日本円で1800万円の招待料をもらっていた。キプチョゲの真剣な走りを見て、ロペスの一件を思い出した」(元陸連副会長の帖佐寛章氏)
それにしても、公にマラソンで金儲けができるようになった今、日本勢も目の色を変えて欲しいものだが……。