三原舞依フィギュアGPファイナル初Vも…刻々と迫るロシア勢の競技復帰

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 日本勢が史上初の「3冠」を達成した。

 8~11日にイタリア・トリノで行われたフィギュアスケートのGPファイナル。初出場の三原舞依(23)が2018年の紀平梨花(20)以来、日本女子で4人目の金メダルを獲得。男子は宇野昌磨(24)、ペアでは三浦璃来(20)と木原龍一(30)も初優勝を果たした。

 かつて日本は「フィギュア大国」と呼ばれ、女子では06年トリノの荒川が金、10年バンクーバーの浅田が銀と2大会連続五輪でメダルを獲得。その後はメダルなしが続いたものの、今年の北京五輪で坂本花織(22)が銅メダル、団体戦でも銅に輝いた。9月にはエースの紀平が右足首の故障から復帰。三原は今年1月の四大陸選手権でも金メダルを取った。「大国復活」を期待する声も出ているが、すんなり事が運ぶかどうか。

 忘れてはならないのがロシア勢だ。ロシアはウクライナ侵攻やドーピング疑惑もあり、選手は現在、フィギュアのみならず、スポーツ界から締め出されている。GPファイナルにもロシア国籍の選手はひとりも出場していなかった。

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