W杯アジア枠は4.5→8.5に拡大 中国は2002年以来のW杯出場を果たせるか
ですが――。
今回のW杯からアジアの出場枠が増えます。現行の4.5カ国から8.5カ国に増えるのです(8カ国は自動出場。9カ国目は、別大陸のチームとのプレーオフに進出)。
これならば中国にもW杯出場の可能性がグッと増すはずです。
カタールのW杯では、多くの中国企業が大会スポンサーに名を連ねました。一番上位のランクにはWANDA(ショッピングモールやホテル運営、マンション販売などの複合事業企業)、2番目のランクにはハイセンス(電機メーカー)、蒙牛(乳製品メーカー)、VIVO(スマートフォンメーカー)。日本企業がすっかり影を潜めている中、W杯への経済的な影響力の拡大は、本当に著しいものがあります。
このようにW杯を支えている中国が、本大会に出場できるようにアジア枠を広げたのではないか――と勘ぐってしまう人もいるでしょう。
2次予選のシステムもぐっと楽になりました。 これまでは各組の首位だけが次のステージに進めたのですが、今回は4チーム中2位以内に入ればいいのです。