あるか原英莉花「3冠」取り 今季7試合で予選落ち3回の絶不調も…スイッチ入れば一発大穴のワンチャンス

公開日: 更新日:

 残る2冠は日本女子プロ選手権と今大会。今週勝てば4冠に王手がかかる。

 だが、今季の原は7試合で予選落ち3回、最高位はKKT杯バンテリン女子の22位と不振に苦しんでいる。

「正直、最近は優勝を争う雰囲気がまったくありませんが・・・」とツアー関係者がこう続ける。

「原は昨年5月に内視鏡によるヘルニア摘出術を受けて、3か月後の復帰戦は56位。その後の6試合でべスト10入りはニトリの9位のみ。まさか2度目の女子オープン制覇をやってのけるとは予想もできず、国内最高峰の大会で優勝候補に名前が挙がらなかったのは当然でした。それでも本番では、左右の端に切られた難しいピン位置にも関わらず、ベテラン菊地(絵理香.35)との一騎打ちを制した。まさに大穴の優勝でした」

 2度目の女子オープン制覇に師匠のジャンボ尾崎も驚いた。

「原の優勝報告にジャンボは『今日からエリカを尊敬することにした。お前じゃない方のな』と言ったそうだが、このジョークは、最後まで食らいついた

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…