石破茂
-
石破茂氏は地方票でも大敗の恐れ…予想外の支持率に真っ青
始まる前から“スガ圧勝”で勝敗が決しつつある自民党総裁選。5派閥に担がれた菅義偉官房長官は、国会議員票394票のうち264票を固めている。この先、波乱があるとすれば都道府県票だ。とくに、国民人気を自負する石破茂元幹事長は地方票に期待...
-
続々と予備選 自民総裁選の構図を「地方の反乱」が変える
地方の声が総裁選を動かすのか。安倍首相の政権ブン投げを受けた自民党総裁選は、党員投票を省略した両院議員総会で行われることが、1日の総務会で正式に決まった。だが、このゴリ押しが思わぬ落とし穴になるかもしれない。 【写真】この記事...
-
総裁選“菅圧勝”ムード…安倍首相「3つの誤算」でさらに窮地
ポスト安倍レースの号砲が鳴り、自民党内では暗闘が繰り広げられている。長らく本命視されてきた岸田政調会長はまったく浮揚せず、二階幹事長に急接近する菅官房長官が急浮上。この状況を苦々しく思っているのが、安倍首相だという。菅政権の誕生は、...
-
「ポスト安倍」本命は菅か 政界大ハプニングは石破の離党
無慈悲なもので、権力からの退陣を表明すれば、政局は一気に流動化。自民党内は、安倍首相の2度目の途中退陣への同情より、「次」をにらんだ権力闘争が早速、勃発している。 【写真】この記事の関連写真を見る(17枚) 各派閥は緊...
-
解散・総選挙を打つ力もない安倍総理は早々に見限られる
自民党の下村博文選対委員長が30日の講演で、次期衆院選について「すぐにできる状況ではない。来年10月の衆院議員任期満了に限りなく近い時期になる気がする」と述べた。どういうことなのか、自民党のベテラン秘書に聞いた。 「衆院議員の...
-
ポスト安倍に西村康稔氏が急浮上 支持率急落で主流派焦り
支持率急落に焦った安倍官邸は、今回も“逃げ恥”作戦でしのぐつもりだ。26日付の読売新聞が緊急事態宣言の全面解除を前倒しした背景について、「解除、急いだ首相」と、こう書いていた。 <検察庁法改正案や国民への一律10万円給付などを...
-
慎重な枝野、動く前原…野党戦線の混迷で安泰の安倍政権
2月2日の京都市長選は、国民・立憲・社民が自民・公明との旧態依然の相乗りで現職の門川大作を支持したのに対し、共産とれいわ新選組という“新鮮”な取り合わせの支援を受けた福山和人がどこまで肉薄するかが注目された。が、結果は、21万票対1...
-
桜を見る会の説明「納得できず」74% 日経・テレ東調査で
安倍首相は何とか幕引きしようとしているが、世間の疑念は相変わらずだ。日経新聞とテレビ東京による世論調査(20~22日実施)で、「桜を見る会」をめぐる一連の問題について、政府の説明に74%が「納得できない」と回答。「納得できる」は14...
-
安倍首相に忖度?石破氏パーティーに党三役ゼロの異常事態
さすがに「これじゃ、イジメだよ」の声が上がっている。自民党の石破茂元幹事長に対する安倍自民党の仕打ちが露骨になっているからだ。 「イジメ」の声が上がったのは、石破氏が11日夜、都内のホテルで開いたパーティー。1500人が集まる...
-
馬脚を現した小泉進次郎氏 露骨な安倍擁護にドッチラケ
完全にバケの皮がはがれた格好だ。4日スタートした衆院予算委で質問に立った自民党の小泉進次郎議員。 普段、歯切れのいいことを口にしているだけに、どんな厳しい質問をするのか注目されたが、政権批判はゼロ。安倍政権の援護に終始したか...
-
二階幹事長“重病説”で急浮上「後任本命に竹下亘氏」の狙い
ホントは重病なのではないか――10日(月)に検査入院したことを公表した自民党の二階俊博幹事長に「重病説」が飛び交っている。今月に入っても国会に姿を見せず、親しい政界関係者が電話してもつながらないという。 政権与党の幹事長が1...
-
安倍首相まだ“石破憎し” 防衛計画チームから重鎮締め出し
国の安全保障政策にまで私情を挟むのか――。防衛関係者からは驚きの声が上がっている。 今月、政府が年末に策定する新たな防衛計画の大綱(防衛大綱)に意見を反映させるための与党ワーキングチーム(WT)が発足。20日から議論を本格化...
-
時事芸人プチ鹿島 “信用のおけるゴシップ”を楽しむ余裕を
新聞読み比べを芸の域に昇華させ、テレビ・ラジオのレギュラーは週7本、雑誌やウェブなど連載コラムは月15本を誇る。本紙の猛読者で愛情を込め「ゲンダイ師匠」と呼ぶ時事芸人のプチ鹿島さん(48)が、おかしなニッポンの現状を独自の見立てで掘...
-
合計三歩も後退したところから出発する改憲論議の前途多難
「読売新聞」10月5日付の1面トップは「改憲案、自民単独で提示/臨時国会/与党協議見送りへ」の大見出しだった。一般の読者がこれを見れば、「おっ、安倍さんもいろいろ難題を抱えて大変だが、改憲に関しては頑張って突き進むつもりらしいな」と思...
-
魔の3回生が異例の入閣 山下法相は“ご飯論法”がお得意
サプライズだった石破派からの“魔の3回生”入閣は「石破派への配慮に見せかけた分断工作」(自民党関係者)との見方がもっぱらだ。 岡山県出身で東大法学部在学中に司法試験に合格。1992年に検察官となり、法務省刑事局、東京地検特捜...
-
石破氏が反撃ののろし 安倍首相の“改憲ヤルヤル詐欺”暴露
「早くも反撃開始か」――。自民党総裁選で安倍首相に迫った石破茂元幹事長に対し、ネトウヨが大騒ぎだ。石破は5日、〈自民・石破茂元幹事長を生出演で直撃! 安倍改造内閣の評価は? 総裁選の裏側は〉と題したフジテレビ系のバラエティー番組「バイ...
-
佐喜真氏は大敗…沖縄県知事選で示された民意と裁判の行方
沖縄県知事選で、前自由党衆院議員の玉城デニー氏(58)が、自公が全面支援した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)ら3氏を破り、初当選を果たした。 得票数は玉城氏が39万6632票だったのに対し、佐喜真氏は31万6458票。前々回...
-
“政治とカネ”問題の安倍盟友2人 しれっと復権し自民役員に
政権の「おごり高ぶり」に全く変化はなかった。安倍首相は2日の党役員人事で、党憲法改正推進本部長に下村博文元文科相を、選挙対策委員長に甘利明元経済再生相をそれぞれ起用。2人とも安倍の盟友だ。 悲願の改憲実現と来夏の参院選をにら...
-
麻生氏が入閣? 財務省不祥事の責任を負わずしていいのか
「麻生さんは、ボクは入れちゃいけないと思いますよ」(橋下徹・元大阪府知事) これは、橋下さんが22日、「ウェークアップ! ぷらす」(日本テレビ系)に出演し、語った言葉なんだって。同日のスポーツ報知のニュースサイトに載っていた。...
-
安倍自民がブチあげ「省庁再々編」は国民ダマしの常套手段
あと3年なんて悠長なことを言っているヒマはない。今すぐ総理・総裁の座から引きずり降ろすべきだ――と思っている国民は少なくないだろう。総裁選で「横綱相撲」どころか、石破元幹事長に危うく「足取り」を決められそうになった安倍首相。21日、...
-
安倍首相が総裁選で獲得 地方票「55%」の怪しいカラクリ
20日の自民党総裁選で、安倍首相が獲得した地方票の数字に注目が集まっている。 全国の党員・党友が投票する地方票(405票)のうち、安倍首相は55.3%にあたる224票を獲得し、目標ラインとしていた「55%」をギリギリ死守。地...
-
崩れた圧勝皮算用 安倍3選という「終わりの始まり」<上>
議員票は安倍晋三329票、石破茂73票。党員票は安倍224票、石破181票。合計553票対254票――。 結果が読み上げられた瞬間、会場となった党本部8階ホールに「おおっー」とどよめきが起き、3選を果たしたのに安倍首相の表情...
-
シールで聴衆選別…「ヤメロ」コール徹底排除した安倍陣営
「安倍ヤメロ! 安倍ヤメロ!」――。19日、総裁選圧勝が伝えられる安倍首相を待ち受けていたのは、聴衆からの辞任コールだった。最終演説に選んだ場所は、安倍首相のお気に入りである秋葉原駅。昨年7月の都議選応援演説で、ヤメロコールの大合唱を...
-
渋谷最終演説で垣間見えた 石破陣営「正直、公正」の限界
総裁選一騎打ちの最終日。19日、東京・渋谷のハチ公前広場で、午後6時から始まった石破茂元幹事長(61)の演説会は盛り上がりに欠けた。 竹下亘総務会長ら石破支持の議員が応援に駆けつけ、「最後のチャンス」と気炎を吐いたが、観衆の...
-
進次郎氏当日まで完黙…裏に父・小泉元首相“ゴルフ密約説”
結局「完黙」を貫いた。今回の自民党総裁選で安倍首相を支持するのか、石破元幹事長を支持するのか――。その政治判断が注目された小泉進次郎筆頭副幹事長は、選挙期間の最後まで自分の意思を明言しなかった。 20日になって、NHKが〈石...
-
錯乱答弁を連発 テレビ討論でバレた安倍首相の薄っぺらさ
話せば話すほどボロが出る。国会議員だけじゃなく、全国の自民党員からも「もうテレビに出さないでくれ」と悲鳴が上がっているという。20日投開票される自民党総裁選を前に、安倍首相と石破元幹事長が17日に民放テレビ局をハシゴして“直接対決”...
-
イージス・アショア2352億円 米国に半額は負担させるべき
防衛省は8月31日、2019年度予算の概算要求を発表。過去最大の5兆2986億円は「今年度当初予算より2・1%増」と報じられた。だが、この概算要求には約2200億円と見られる沖縄の米軍移転経費が“事項要求”として記載され、その金額は...
-
見向きもされなくなった地震予知 安倍政権の不都合な真実
どのツラ下げて言っているのか。呆れた国民も少なくないだろう。 自民党総裁選の共同記者会見で、近年、多発する災害に対して「緊急対策を3年間集中で講じ、安心できる強靱な日本を作る」とブチ上げた安倍首相。最大震度7を観測した北海道...
-
災害頻発で注目 石破氏「防災省創設プラン」の評価と課題
関西地方を襲った台風21号に続いて発生した、北海道の大地震。この地震の影響で総裁選は告示日(7日)から3日間の活動自粛を余儀なくされ、候補者同士の討論会も中止。災害対応を考慮すれば、石破陣営の主張した「総裁選日程延長」がスジでも、石...
-
麻生財務相またまた暴言 「G7で我々が唯一の有色人種だ」
麻生太郎財務相がまた暴言連発だ。5日、岩手県盛岡市で開かれた「安倍晋三自民党総裁を応援する会」で、「G7の中で、我々は唯一の有色人種だ」とやらかした。 日本以外のG7構成国にも多くの有色人種がおり、オバマ前米大統領が黒人だと...