安倍元首相が靖国神社に参拝するのなら沖縄の戦没者のためにも土下座すべきだ
「ウラジーミル、君と僕とは同じ未来を見ている」と言っていた安倍元総理、プーチンが「駆けて駆けて駆けぬいた」あげくウクライナまで行ってしまった現在の状況がその未来なのか。だったら今頃恥ずかしくて、人前に出られないはずだが、むしろあちらこちらで活発に発言している。
まず耳を疑ったのは、あれほど親密さを強調しながら、今回の件で個別に連絡するでもなく、欧米諸国との橋渡し役などもすることなく、「プーチン大統領のメンタルは戦国武将のようなもので、織田信長に人権を問うても通用しない」と訳のわからぬ理由で、手のひら返しの批判をしたことだ。
■この時ばかりと軍備増強を狙う
とにかくウクライナの紛争に戦争反対を叫ぶのではなく、逆にこの時とばかり、我が国の軍備増強や防衛費増大を叫ぶ。むしろ武器が売れるぞと喜ぶ死の商人かと見まがうようなはしゃぎぶりだ。
敵基地攻撃能力の議論では基地だけではなく、敵の中枢を攻撃できるようにすべきだなどとのたまう。敵が攻撃してくるかもという情報だけで、敵の中枢を攻撃する。これを一般には「先制攻撃」というのではないのか。メンチ切られたからナイフで刺していいって話で、どこが専守防衛なのか。