坂東玉三郎
-
坂東玉三郎“本興行から距離を置く”発言の衝撃…近づく歌舞伎界崩壊の足音
歌舞伎俳優の坂東玉三郎(73)が5日、都内で行われたセルフプロデュース公演「坂東玉三郎 PRESENTS PREMIUM SHOW」の制作発表の席で、歌舞伎の本興行から距離を置く意向を示し、話題になっている。 玉三郎は「大き...
-
中村勘九郎が歌舞伎“学割”アピール「映画より安く見られるので損はないです!」
4月1日から名古屋・御園座で行われる「陽春花形歌舞伎」の記者会見が27日、都内で行われ、中村勘九郎(41)、中村七之助(39)が登場した。 昼の部では七之助が坂東玉三郎(72)から習った「お染の七役」で7役を、夜の部では勘九...
-
四月大歌舞伎 猿之助・仁左衛門・玉三郎の奮起でも客席埋まらず
歌舞伎座から遠ざかっている市川海老蔵だが、5月の「團菊祭」に出ることが決まり安心していた。ところが先月末から、さまざまな話題で世間を騒がしている。そのなかに、「延期されている團十郎襲名披露公演を、松竹ではなく、国立劇場を借りて自主公...
-
コロナ禍2021年の歌舞伎座は「猿之助・仁左衛門・玉三郎」の時代だった
12月も市川猿之助が大奮闘。先代猿之助が「伽羅先代萩」を大胆に作り変え、当たり役とした「伊達の十役」を「新版」と銘打っての改作というか、事実上の新作だ。 前半は従来の「伊達の十役」の見せ場である「御殿」「床下」で、猿之助は女...
-
片岡孝太郎コロナで“綱渡り”も…幕が上がる歌舞伎の底力
11月の国立劇場に出演していた片岡孝太郎が新型コロナの陽性反応が出て、出演していた第2部が23日から千秋楽の25日まで中止になった。さらに、12月5日からの京都・南座公演では、父・仁左衛門も濃厚接触者に該当し、5日と6日は休演し、7...
-
“一番美しい役”をやらねば…玉三郎が抱く現実への危機感
今月は2作の新作歌舞伎が上演されている。歌舞伎座ではグリム童話を原作とした「白雪姫」、新橋演舞場では宮崎駿のコミックを原作とした「風の谷のナウシカ」。ともに、主人公は16歳の少女。69歳の坂東玉三郎が白雪姫、42歳の尾上菊之助がナウ...
-
8月納涼歌舞伎で手腕発揮「演出家」坂東玉三郎の面目躍如
8月の歌舞伎座は納涼歌舞伎で、3部制。 納涼歌舞伎は、中村勘三郎と坂東三津五郎が始めたもので、それぞれの家にとって重要な公演のはずだが、中村勘九郎は昨年に続いて大河ドラマの撮影のためか、出ていない。そのため弟の七之助が納涼歌...
-
梅枝&児太郎 阿古屋で名乗り出た“歌舞伎座の立女形”の道
調べたわけではないが、今月の歌舞伎座・夜の部は出演者数の最少記録ではないだろうか。3演目合わせて7人しか出ない。それでいて、物足りないとは感じない。 今月は昼・夜とも玉三郎スクールの発表会といえる内容。彼がこの数年、目をかけ...
-
中村屋次男と名門・成駒屋長男 背負っているものが違う?
今月の歌舞伎座は「十八世中村勘三郎七回忌追善」。その次男の七之助が夜の部「助六曲輪初花桜」で大役、揚巻に抜擢された。 戦後、歌舞伎座で揚巻を演じた女形は物故者では、六代目歌右衛門、七代目梅幸、七代目芝翫、四代目雀右衛門、現役...