中村勘九郎が歌舞伎“学割”アピール「映画より安く見られるので損はないです!」
4月1日から名古屋・御園座で行われる「陽春花形歌舞伎」の記者会見が27日、都内で行われ、中村勘九郎(41)、中村七之助(39)が登場した。
昼の部では七之助が坂東玉三郎(72)から習った「お染の七役」で7役を、夜の部では勘九郎が「怪談乳房榎」で3役を早替わりで演じる。勘九郎は「11年ぶりの御園座で、どちらも歌舞伎のエンターテインメント性を色濃く持つ作品です」とコメント。今回、鈴木杏樹(53)との不倫で話題になった喜多村緑郎(54)も出演。七之助は「緑郎さんと夫婦役は初めて。“色悪”を誰に頼もうかとダメモトでお願いしたらOKをいただいた」とのことで、勘九郎も「早替わりの間を埋める大変な役柄」と期待を寄せた。
【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)
今回、歌舞伎を見たことのない若年層にアプローチするため、一部の席が当日半額になる学割を導入。勘九郎は「映画より安く生の歌舞伎が見られるので損はないです!」とアピールした。