植田和男
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岸田首相と植田総裁は“円安地獄”を放置するのか…ニンマリなのは投資家と訪日観光客ばかり
円安・株高が止まらない──。29日の日経平均終値は前週末比317円高の3万1233円となり、22日に付けたバブル崩壊後の最高値を超え、約33年ぶりの高値水準となった。米国債の債務上限問題の合意が好感され、1ドル=140円水準の円安も...
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5月の東京消費者物価指数でインフレ加速が鮮明…「減速したとの評価は大間違い」と専門家
物価の先行きは絶望的だ。 総務省が26日、全国の物価の先行指標となる5月の東京都区部消費者物価指数(CPI=中旬速報)を発表。価格変動の大きい生鮮食品を除いたコアCPIは104.7で、前年同月比3.2%上昇した。上昇は21カ...
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米デフォルト危機回避こそ合図…6月「円安地獄」再び、1ドル150円台も視野に
米政府資金が底を突く恐れがある6月1日の「Xデー」まで1週間。債務上限引き上げを巡る協議は平行線が続く。バイデン政権と野党共和党は23日も協議を続けたが、隔たりが埋まらず、共和党のマッカーシー下院議長は「(合意は)近くない」との見通...
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春闘「賃上げ上昇率」31年ぶり高水準も…持続的な賃上げが実現困難なこれだけの理由
大幅な賃金上昇率だ──。日経新聞の2023年の賃金動向調査(3月31日~4月20日実施・前年と比較できる308社で集計)によると、定期昇給とベアを合わせた平均賃上げ率は前年比1.54ポイント高い3.89%と31年ぶりの高水準だった。...
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日本が大量保有「AT1債」が“紙切れ”になる日…青学大・原晋監督は数千万円の大損
海外の金融不安は対岸の火事ではない。「クレディ・スイス」が発行していた「AT1債」は、クレディ・スイスの救済買収の過程で無価値となり、世界に衝撃を与えた。 AT1債は金融機関が発行する特殊な社債。利回りが高い分、債権者保護は...
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植田日銀4.28会見「異次元緩和の継続」強調は「出口なし」の裏返し…金融政策の破たんは近い
4月28日、日銀は植田和男総裁就任後、初の金融政策決定会合を開き、これまでの金融緩和について「多角的レビュー(検証)」をすると発表した。ようやく、アベノミクスの本格的な検証が始まるようにも見えるが、この会見は異様だった。植田氏が強調...
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値上げラッシュ止まらず…日銀植田総裁「物価高騰そろそろピーク」答弁に疑問の声
日銀の植田総裁は27日から2日間、初めての金融政策決定会合に臨む。市場関係者からは「植田総裁は物価高騰の最新状況をしっかり把握しているのか」と不安視する見方が浮上している。 24日の衆院決算行政監視委員会でエネルギーなど輸入...
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日銀・植田総裁が国際デビューで「インフレ放置」宣言…金融政策は前任者継承を明確に
日銀の植田和男総裁は12日、米ワシントンで開かれたG7財務相・中央銀行総裁会議に出席し、国際舞台にデビューした。海外にいる解放感からなのか、就任会見とは打って変わり、現地の記者会見は口が滑らかだった。 植田氏は物価をめぐる金...
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植田日銀は早々から打つ手なし…世界に逆行する金融緩和修正なら日本は3度目の“大やけど”
日銀の植田新体制が10日スタート。植田和男新総裁の初会見は、金融緩和の修正に関する質問が相次いだ。植田氏は「現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)の枠組みを継続することが適切だ」と強調したが、市場では早期修正の見方が広がってい...
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米国中堅銀行破綻の衝撃!「第2のリーマン・ショック」で金融危機なら日本になす術なし
第2のリーマン・ショック到来の予兆なのか。米国のシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の経営破綻を受け、14日の日経平均は敏感に反応。下げ幅は一時、前日比700円を超えた。 米国市場で金融株が売られたことを受け、銀行株や保険株...
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植田日銀が抱える火種「地銀含み損3兆円」…破綻シリコンバレー銀行とビジネスモデル酷似
総資産全米16位のシリコンバレー銀行(SVB)に続き、同29位のシグネチャー銀行が経営破綻した。米財務省などは全ての預金者を保護すると表明。バイデン大統領は声明で「米国の国民と企業は銀行預金が必要な時にそこにあると確信できる」と動揺...
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物価対策も一時しのぎ 自民党政権ではいつまでたってもゼロ成長
「何の反省もありませんし、負の遺産だとも思っていません」──。不愉快そうな表情でそう答えたのは日銀の黒田総裁だ。10日の金融政策決定会合後の記者会見。来月8日に任期満了を迎える黒田にとって最後の定例会合で、記者の質問は当然、この10年...
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黒田総裁は異次元緩和維持で“無責任”幕引き…日銀植田新体制の船出はパニック必至
日銀は10日、黒田東彦総裁下で最後の金融政策決定会合を開き、異次元緩和の維持を決めた。一部の期待を裏切り、黒田氏は動かなかった。後任の植田和男氏は4月9日に就任。新体制は波乱の船出となりそうだ。 BNPパリバ証券の河野龍太郎...
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原油価格高止まりで「1バレル=100ドル超」予測続々…インフレ長期化でどうする植田日銀
植田日銀にとっては誤算か──。ちょうど1年前の7日、米国産WTI原油価格が一時、1バレル=130ドルを超え、13年8カ月ぶりの高値水準になった。ロシアのウクライナ侵攻が原油価格を直撃したのだ。 足元の原油価格は70ドル台後半...
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アベノミクスの検証と反省をしない限り「失われた30年」は40年、50年とつづく
『必要なのはアベノミクスで行われてきた超金融緩和政策の検証、反省だ』(岡田克也・立憲幹事長) ◇ ◇ ◇ これは2月15日の『JIJI.COM』、『与野党、アベノミクス行方注視 岸田首相、路線「総括」課題に』とい...
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植田・日銀新総裁候補「所信聴取」で露呈…物価高への“大甘”認識が庶民を苦しめる
「基調的な物価上昇率は、2%を持続的安定的に実現するまでには、なお時間を要する」 「金融緩和を継続し、経済をしっかり支える」 次期日銀総裁候補の植田和男氏が先週24日の衆院に続き、27日参院での所信聴取に臨んだのだが、発...
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ウクライナで目くらまし 41年ぶりの物価高に政府・日銀の無力・無能
花粉の飛散と暖かな日差しに本格的な春の到来を実感する季節だが、物価高で懐は寒い。国民の暮らしは深刻化する一方だ。 総務省が24日に発表した1月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)が104.3と...
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植田日銀新総裁が政策修正に追い込まれる日は意外に早い…“コンビニ弁当”で庶民派気取り
超が付く「安全運転」だった。24日、衆院議院運営委員会の所信聴取で次期日銀総裁候補で経済学者の植田和男氏(71)は「金融緩和を継続し、企業が賃上げできる環境を整える」と表明。2%の物価目標を盛り込んだ政府・日銀の共同声明に関しても「...
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日銀次期総裁いきなり修羅場 所信聴取直前「消費者物価指数」発表、利上げ言及なら“火に油”
政府が日銀の次期総裁候補として提示した植田和男氏の所信聴取と質疑が、24日午前9時半から衆院で行われる。黒田総裁の下、10年間続いた異次元金融緩和の「修正」について植田氏が何を語るのか、注目が集まっている。 「『植田氏起用』と...
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日銀新総裁サプライズ人事には隠れたコーディネーターが…岸田首相「自分で決めた」の眉ツバ
次期日銀総裁に経済学者の植田和男氏(71)を充てる人事案は、24日に衆院で本人から所信を聴取し、質疑が行われることが16日決まった。 下馬評に上っていなかった今回のサプライズ人事については、誰が植田氏を推薦したのかなどの経緯...
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日銀・植田新総裁は“学歴フェチ”岸田首相のさも人事…早くも銀座通いと酒豪モテ伝説が飛び交う
4月に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任候補として、政府が国会に提示した経済学者の植田和男氏に注目が集まっている。まったくノーマークだっただけに事前情報が少なく、過去の著書がネットで3万円を超える高値で取引されるなど過熱気味だ。 ...
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本命が固辞、安倍派のドーカツ 日銀総裁人事“ろくでもない”裏側
4月8日に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任に、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏を起用する人事案が14日、国会に提示された。3月19日に任期が切れる副総裁2人の後任には、前金融庁長官の氷見野良三氏と日銀理事の内田真一氏を充てる方...
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植田日銀新総裁の急激な利上げを日本通エコノミスト予測 「1年後金利4倍」で市場はパニック
政府は14日、新たな日銀総裁に経済学者の植田和男氏(71)を起用する人事案を国会に提示した。植田氏は当面、金融緩和を継続する意向だが、どこかで出口に向かうとみられている。市場は早速、反応。緩和修正の懸念から、13日の株価は前週末比2...
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日銀・植田新総裁の甘い認識…金融緩和で経済を持たせるやり方はもう限界だ
日銀の新総裁に元日銀審議委員の植田和男氏が就任する見込みだ。植田氏はさっそく「黒田総裁の政策は適切だ」「金融緩和の継続が必要」と表明した。ダラダラと時間をかけて緩和路線から“軟着陸”できると考えているのか。だとすれば、認識が甘い。 ...
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日銀総裁人事でもチラつく影 今なお国を歪める安倍の亡霊
やはり、安倍派におもねった人事案なのか。 政府は14日、日銀の黒田総裁の後任に経済学者の植田和男氏を起用する案を国会に提示。新たな副総裁に前金融庁長官の氷見野良三氏と日銀理事の内田真一氏を起用する人事案と合わせて、早期に国会...
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いきなり「黒田日銀は正しい」とは 植田新日銀総裁に失望の声
「物価の番人」と呼ばれる日銀の新総裁と副総裁2人の人事案が14日、国会に提示される。先週末から報道されている通り、黒田総裁の後任に就く見通しなのは、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏。新体制を支える副総裁候補は、前金融庁長官の氷見野...
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日銀「植田新総裁」は異次元緩和をやめるのか、やめないのか…サプライズ人事に市場狂乱
「ポスト黒田」は思いもかけない人物だった。4月に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任に、元日銀審議委員で経済学者の植田和男・共立女子大教授(71)の起用が固まった。経済学者出身の総裁は戦後初。岸田政権は副総裁に、前金融庁長官の氷見野良三...