東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」
岡田龍生監督(東洋大姫路/63歳)
24日の2回戦で広島商に敗れたものの、20日に壱岐を破り、2011年以来の甲子園で初戦突破した東洋大姫路。22年3月まで履正社(大阪)を指揮して全国制覇も経験。就任後、初めて母校を甲子園に導いた岡田監督に話を聞いた。
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──就任の経緯を教えてください。
「本当は、戻ってくる予定はなかったんですよ(笑)。履正社は60歳の定年で辞めましたが、本当は65歳までの再任用で(履正社に)残ろうと思っていた。ただ、監督業自体は、もっと早く現在の多田監督に譲る予定だった。彼も僕の下で16年間、コーチをしていましたからね。それが19年夏に優勝したから延びてしまった」
──それ以前に母校の東洋大姫路から誘いはなかったんですか?
「全然なかったです。ウチは東洋大姫路から東洋大に進学した人しか監督になっていませんから(岡田監督は日体大)。僕自身も戻ってくる気はなかったのですが、やはり熱意というか、僕もここでお世話になりましたからね」