大相撲 人気力士丸わかり名鑑
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最高位関脇も…栃煌山はキャッチボールできぬ不器用力士
2007年の新入幕から数えて、7月が幕内62場所目。うち、三役は24場所、関脇も11場所務めた。大関とりが期待された時期もあったが、すでに30歳。上を目指すには厳しい年齢となってしまった。 …
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白鵬の内弟子2号 “筋肉マン”石浦はなぜ勝てないのか?
まるで総合格闘家のような筋肉に、類いまれな俊敏性。幕内デビューとなった昨年11月場所はいきなり10勝5敗と活躍し、敢闘賞を受賞した。 同部屋の山口(現十両)に続く、横綱白鵬の内弟子2号である…
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幕内最年長 豪風の肉体を支えるのは「巡業先のジム通い」
171センチと上背はないながらも、幕内最高齢の38歳。先日21日には報道陣に誕生日を祝われ、「まだ夜中にステーキを食べることもある」と豪語していた。 2002年に入門して、今年が土俵生活16…
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“王国”青森出身の新鋭・阿武咲は横綱稀勢の里もベタ褒め
成長株の若手力士は誰か――その問いに多くの角界関係者が真っ先に名前を挙げるのが、この阿武咲だ。 相撲の盛んな青森県出身で、弱冠20歳。三本木農業高校を1年で中退し、プロの道を選んだ。 …
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親方にゴルフクラブでゴツン 栃ノ心は素行不良の怪力力士
「柔道を続けていたら、オリンピック選手になっていてもおかしくなかった」 こう話すのは、春日野部屋関係者だ。 相撲を始める前は母国ジョージアで柔道とサンボ(旧ソ連の格闘技)に熱中しており…
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角界一の美声でカラオケ得意も 勢の相撲甚句はまるで演歌
今風のイケメンではないが、いかにもきっぷのいい大将然とした風貌。まわしより調理白衣が似合いそうなのは、実家が寿司屋をやっているからか。 相撲は四股名通り、好調時は手がつけられない。半面、そう…
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親方が甘やかし…才能フイにしかねない御嶽海のサボり癖
相撲センスは天性のものがあり、パワーとスピードを兼ね備えた逸材。惜しむらくは稽古熱心でないことだ。 出羽海部屋関係者が言う。 「ここが痛い、あそこが痛いと言って、稽古をサボる悪癖がある…
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角界一の色男も今や脇役…遠藤“パワー不足”に陥った理由
現在の相撲ブームの火付け役といっても過言ではない。 2013年9月場所、ザンバラ髪で新入幕するや、それまで相撲に興味がなかった若い女性ファンが熱狂。「かっこいいお相撲さんがいる!」と話題にな…
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実は正統派の押し相撲 宇良は決して“曲芸力士”にあらず
相手の懐に入り込み、上からのしかかられるところを逆に足を取って後ろに反って倒す―――宇良(24)はまるでプロレスのリバース・スープレックスのような技「居反り」を引っ提げ、15年に角界入り。その身軽さ…
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出世より相撲道を追求 ベテラン嘉風は上位陣泣かせの職人
「確固たる信念を持った力士。あえて言うなら、相撲職人でしょうか」 ある相撲記者が言う。 35歳の大ベテラン。相手の懐にもぐり込むことに長けており、武器は角界でも有数の反射神経。時にはフ…
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同郷力士に慕われる玉鷲が起こした「ガラス破壊事件」
相撲どころか、スポーツ未経験。それが徐々に番付を上げ、今や関脇だ。 もともと母国モンゴルではホテルマンを目指しており、モンゴル食料技術大学に入学。転機となったのが、東大大学院に留学していた姉…
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<千代の国憲輝>恩師の死に号泣した“伊賀の空手力士”
前頭筆頭で臨んだ5月場所は2勝13敗。それでも182センチ、138キロと細身の体形を生かしたスピード相撲は、ファンに強い印象を与えた。 2日目は鶴竜から自身初の金星。3日目は稀勢の里に敗れる…