プロ野球大活躍選手 徹底解剖
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中日・高橋周平 “脱スポンジタイプ”で見えた7年目の正直
【未完の大器】 そういわれて6年が経った。中日・髙橋周平(24・内野手)は2011年、3球団競合の末に中日にドラフト1位で入団。ドラフト制以降最年少の18歳4カ月でプロ初本塁打を放ち、デビュー…
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昨季右翼定位置を奪取 ソフトB上林は左腕殺しの“毒舌家”
【左腕殺し】 ソフトバンク5年目の上林誠知(外野手・22歳)は左打者だが、左腕から3割以上打っている「左殺し」。藤本打撃コーチは、「入団してきた当初から、左腕には強かった」と、こう話す。 …
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後輩にも教えを請う ヤクルト坂口の覚悟とキャプテンシー
【好調要因】 宮本ヘッドコーチが就任した秋から「鬼のキャンプ」が始動。春のキャンプも若手を中心にバットを振る量が激増し、16年目のべテランも若手と一緒になって振り込んだ。宮出打撃コーチは「振り…
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大谷も慕う日ハム若きエース 上沢直之の挫折から再生まで
【二軍の最下層】 「目に輝きがなく、迷路に入り込んでいるという感じでした」 日本ハム7年目の右腕・上沢直之(24)についてこう話すのは、伊藤剛二軍総合兼投手コーチだ。ここまで5勝2敗、防…
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白米はドンブリ5杯をペロリ 巨人・岡本和真の“覚醒”の秘密
【育成計画】 28日現在、打率.339(リーグ4位)、33打点(同4位タイ)、9本塁打(同5位)と大ブレーク。2016年から17年前半に巨人の二軍監督を務め、岡本を「二軍の4番」として育成した…
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新人で早くも5勝 オリ田嶋大樹は几帳面な典型的優等生
【監督評と自己評価】 「デキはいいと思います。ただ、野手の方の援護もありますし、中継ぎと抑えの増井さんが抑えてくれているから、今があると思っています」 開幕ローテ入りを果たし、5勝(2敗…
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外野挑戦でブレーク 西武外崎修汰は“決めゼリフ”が愛称に
【初体験】 正遊撃手候補と評価されてプロ入りしたが、昨季のブレークは外野手として。135試合に出場し、打率.258、10本塁打、48打点、23盗塁の好成績を残した。本人に聞くと、意外にも「実は…
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ポーカーフェイスに秘めた闘志 DeNA京山が背負う“父の夢”
【救世主】 開幕直前、DeNAは先発の今永、浜口、ウィーランドがコンディション不良で離脱。先発のコマ不足が深刻だった。そこに現れたのが、高卒2年目の京山将弥(19)だ。開幕3戦目(対ヤクルト)…