外野挑戦でブレーク 西武外崎修汰は“決めゼリフ”が愛称に
内野手・4年目・25歳
【初体験】
正遊撃手候補と評価されてプロ入りしたが、昨季のブレークは外野手として。135試合に出場し、打率.258、10本塁打、48打点、23盗塁の好成績を残した。本人に聞くと、意外にも「実はアマチュア時代、外野をやったことは一度もなかったんです」と言う。
「外野を守ったのはプロで初ですね。言われたときは驚きました。でも、出場機会を増やすためにも挑戦したい、と」
守備に関してはまったくの素人が今や外野のレギュラーなのだから、人生とは、いや、野球とはわからないものだ。
「外野は正面の打球の遠近感が難しいですね。多少左右にズレていたら、打球のスピードとかで落下点の予測はつくんですけど、正面だと詰まった打球なのか、伸びているのかがわかりにくい。まだ迷うことはあります」
【渡辺SDいわく】
外崎を2014年のドラフト3位で獲得したのが、08年に監督として西武を日本一に導いた渡辺SD。当時の評価を聞いてみた。