六川亨のフットボール縦横無尽
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ACLに中国から4チーム 新型肺炎とアジアサッカーの行く末
中国の武漢――この地名を耳にしない日はない。 個人的に思い出すのは、2015年の東アジアE-1選手権である。この年の8月、武漢で開催された大会は暑さとの戦いでもあった。 武漢の夏場は…
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VARが張り切り過ぎでは? U-23アジア選手権で感じた違和感
タイの首都バンコクで開催されたU-23(23歳以下)アジア選手権。1月26日の決勝でサウジアラビアを延長戦の末、FKから決勝点を奪った韓国が1ー0で逃げ切って大会初優勝を果たした。 決勝に進…
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森保JのU-23アジア敗退は「日常的Jリーグサッカー」の敗退
1万4958人と214人――。 これは1月18日にタイのバンコクで行われたU-23(23歳以下)アジア選手権の準々決勝2試合の入場者数である。 前者がホスト国のタイが、サウジアラビア…
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U-23アジア選手権惨敗 日本代表に感じた試合前の“軽さ”
1月8日にタイのバンコク入りして1週間が過ぎようとしている。 今夏の東京五輪の最終予選を兼ねたUー23(23歳以下)アジア選手権に参戦している森保ジャパンは、最低でもグループリーグを突破して…
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仮設だらけだった天皇杯決勝 新国立競技場で感じた“無力”
天皇杯サッカー(第99回全日本サッカー選手権)の決勝戦が、6年ぶりに<国立競技場>に戻ってきた。もちろん会場は<新国立>である。 令和2年1月1日。恒例の元旦決戦となった神戸ー鹿島戦は、オン…
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東アジアE-1選手権V逃す 森保一「監督兼務」には無理あり
12月10日から18日まで韓国・釜山で開催されたアジアEー1選手権で2位に終わった森保一監督に対して、ファンから厳しい意見が噴出している。というのも2度目の優勝のチャンスがありながら、第3戦でライバ…
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日本WB相馬勇紀に香港お手上げ 18日の韓国戦でも輝けるか
「なんでコイツと1対1で勝負しなければならないんだ」というぼやきが聞こえてきそうだった。 韓国・釜山で開催中の東アジアEー1選手権で日本代表が香港代表と対戦した。その香港代表の左サイドバック(…
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ACL準優勝もJでは14位惨敗…浦和はなぜ勝てなくなったのか
2019年シーズンのJ1リーグは横浜F・マリノスの15年ぶり、4回目の優勝で幕を閉じた。前年シーズン12位からの見事な巻き返しだった。2位のFC東京、鹿島、川崎F、C大阪、広島など優勝争い常連クラブ…
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22節にわたり首位死守も…FC東京はなぜ初優勝を逃したのか
J1リーグの2019年シーズン最終節でリーグ2位のFC東京は、首位の横浜FMに4-0で勝てば逆転でリーグ初制覇となっていた。しかし、結果は0-3で敗れ、悲願は幻と消えた。 試合後、FC東京の…
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横浜FM優勝とシティ・フットボール・グループとの相関関係
2019年のJ1リーグは横浜F・マリノス(以下、横浜FM)が03年と04年の連覇以来、15シーズンぶり4回目の優勝を果たした。優勝4回は、鹿島の8回に次いで2位の記録だ。横浜FMの勝因は何だろうか?…