U-23アジア選手権惨敗 日本代表に感じた試合前の“軽さ”
1月8日にタイのバンコク入りして1週間が過ぎようとしている。
今夏の東京五輪の最終予選を兼ねたUー23(23歳以下)アジア選手権に参戦している森保ジャパンは、最低でもグループリーグを突破して「準々決勝(18日)まで勝ち上がる」と予想し、ホテルを押さえていた。しかし、サウジアラビアとシリアに1-2で連敗し、あっさりとグループリーグ敗退が決まった。
同業者には第3戦(15日)のカタール戦後、ホテルをキャンセルして帰国便を早める手配をしたり、13日の高校サッカー選手権の決勝を取材してから14日にバンコク入りを予定していた記者たちは、タイ行きを断念してホテル代とエアーチケット代を捨てざるを得なくなった。
同じことはサポーターにも当てはまる。なんとも罪作りな森保ジャパンではあるが、勝負は<水もの>とはよく言ったもの。勝つときもあれば負けるときもある。それらを含めたサッカー現地観戦の、現地取材の醍醐味ではないだろうか(と一応フォローしておこう)。
そんなUー23アジア選手権には、ちょっとしたハプニングもあったので紹介しよう。