ラサール石井 東憤西笑
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いま政局はいらない 今すぐ国会を開いてコロナ感染対策を審議してくれ!
6月に国会が閉会してから、デルタ株の猛威、医療崩壊、豪雨被害と問題は山積している。野党は国会の召集を要求しているが、政府はそれに応じる気配がない。例年なら9月は臨時国会が開かれる季節だ。 だ…
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感染爆発のさなかに飲み会やBBQ…国民全体の予防意識が緩んでいる原因とは
演劇界のコロナによる中止が相次いでいる。 我々演劇人にとっては聖地とも呼べる劇場だった新宿シアタートップス。2009年に惜しまれつつ閉館したが、下北沢本多劇場グループにより今年8月に復活が決…
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小池都知事もDaiGoも井戸の中の「蛙の王」に過ぎない
DaiGo差別動画の話題ももう古いかと思いきやその火種はくすぶり続けている。人権擁護団体が次々と声明を出すなど、事はそう簡単には収まりそうにない。それもこれも当のDaiGo氏の謝罪に至る動きが遅く、…
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「コロナ感染者は増えても死者が少ないからいい」と笑う竹中平蔵・高橋洋一対談に怒り心頭
数々の問題を残しオリンピックが終わった。関係者は「終わりよければ全てよし。やれやれ」と胸をなで下ろしているかもしれないが、そうは問屋が卸さない。「まだ祭りは終わらない。ここから悪魔の祭りが始まる」と…
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菅首相の「自宅療養方針」は絵に描いた餅、事実上の敗北宣言だ
菅総理が思わず耳を疑うようなことを言いだした。 いわく「重症患者や重症化リスクの高い方が確実に入院できるよう、必要病床を確保する」。ここまではいい。当然のことだ。驚くのはその次だ。 「…
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安倍前首相は一体どこで登場するのか 過去最悪の五輪の元凶なのに気配消したまま
どうしてもわからないことがある。「日本人選手が金メダルを取ったら内閣支持率も上がる」という理屈だ。意味がわからん。どんなシステムだ。はっきり言って何の関係もない。実際問題、思ったほど上昇せず自民党は…
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小山田圭吾辞任の大ケチ 彼の音楽に救われた女性が記事の衝撃を克服しどう立ち直ったか
東京五輪はそもそも誘致の時からがケチのつき始めで、「最も温暖な気候」「最もコンパクトで金のかからない五輪」と嘘八百。買収疑惑に加えて、ロゴの盗作疑惑、森会長の女性蔑視発言と、その後もさらにケチがつい…
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「五輪は人類の生命維持に対する最大の冒涜」女医・青木正美さんのスピーチに快哉
大谷翔平選手のオールスター出場、ホームランダービー参加が日本のテレビの地上波で見られる。時代は変わった。しかも観客席は超満員。誰もマスクをしていない。これが同じ世界なのか。まるでパラレルワールドだ。…
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安倍前首相の自己矛盾 国民を自分の敵と味方に区分け、サイコパスの域に…
月刊Hanadaで安倍前総理が櫻井よしこ氏と対談し、「歴史認識などにおいても一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対しています」と言った。すわ「では国民の80%が反日な…
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6.29は下村記念日?下村博文氏も甘利明氏もそろって説明責任を果たすべき!
6月29日は何の日か。佃煮の日であり、星の王子さまの日でもあるらしい。 しかし尾張おっぺけペーさんのツイートによれば、あの自民党の下村博文元文科大臣(現在は党政調会長)が、1回100万円を2…
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“業火”に焼かれるべきは誰なのか ついに地獄の扉が開いた!
地獄の扉が開かれた。 東京五輪開催が既成事実となったのだ。今や中止などと主張すれば公明党の山口代表から「現実的ではない」と一喝される始末だ。変異株による第5波が来て、再び緊急事態宣言発令の可…
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G7の菅首相を見て思う…せめて英会話を大臣の最低条件に
G7がイギリスで開かれ、菅総理も出席の下、コロナや対中国の問題が話し合われた。菅氏は各首脳から東京オリパラへの支持を取り付け、満額回答だと上々の成果を喜んでいる。 【写真】この記事の関連写真を…
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妻からの厳命でたった一晩で何千冊もの本を処分することに
今この原稿を1日前の火曜日の朝に書いている。先ほどまで徹夜で作業していてほとんど眠っていない。締め切りはぎりぎりだ。というのも私は毎日YouTubeで朝6時から生配信をしていて、そのために3時に起床…
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結成18年目「熱海五郎一座」開幕 笑いの接種会場へどうぞ
今回はエンタメ系の話題を2つ。ひとつは私と「星屑の町」で共演してくれたのんちゃんが、日本映画批評家大賞で主演女優賞を受賞したことだ。まあ「星屑の町」でではなくて「私をくいとめて」が対象なんですが(笑…
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大阪松井市長の教育行政に実名で抗議した小学校校長の気骨
大阪の木川南小学校の久保さんという校長先生が教育行政への提言書を松井市長宛てに実名で送った。 発端は小中学校をオンライン授業にせよとの市長の要請による現場の混乱を訴える目的であったが、そこか…
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「看護の日」なのに日本の看護師は政府の無策で過酷な日々
今日5月12日は「看護の日」でありナイチンゲールの生まれた日だそうだ。毎年女優さんらがPR大使に選ばれ、この時期には看護の心を称え看護への理解を深めるイベントが行われる。しかし昨年からはかなり事情が…
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オリンピックという「見せ場」のために人が死んでいる
東京や大阪は25日から3度目の緊急事態宣言が始まった。 しかし、その規制の対象や規模の選定の根拠がよくわからず、しかも、告知されたのがほぼ前日というやり方に市民は混乱の極みである。「テーマパ…
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誰も「泥をかぶる」ことなく権力に“拘泥”する政治家ばかり
「泥」という言葉にはおおむね負のイメージがつきまとう。「泥棒」「泥沼」「泥舟」と思いつくだけでも悪い印象ばかり。 日本のワクチン事情は先進国でも最低レベル。菅総理は勢い込んでアメリカに行ったも…
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聖火中継では音声停止 政策の綻び“夢の裂け目”が至る所に
「本当にやるんですかオリンピック」その4。 松山英樹選手のマスターズ優勝は素晴らしかった。毎年毎年、寝不足の目をこすりながら見続けてきた甲斐あって、ついに日本人がグリーンジャケットに袖を通す瞬…
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ひたすら「感動」をあおる五輪報道 皆はき違えていないか
本当にオリンピックやるんですか? 水泳の池江選手が日本選手権100メートルバタフライで優勝を果たし、東京五輪リレーでの出場権を得た。白血病から2年でのこの成果は奇跡的で、その努力、その精神力…