著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

結成18年目「熱海五郎一座」開幕 笑いの接種会場へどうぞ

公開日: 更新日:

 今回はエンタメ系の話題を2つ。ひとつは私と「星屑の町」で共演してくれたのんちゃんが、日本映画批評家大賞で主演女優賞を受賞したことだ。まあ「星屑の町」でではなくて「私をくいとめて」が対象なんですが(笑い)。もちろん見ましたけど、受賞も納得のいい映画でした。

 辞めた大手プロダクションからの圧力でテレビに出ることが難しい中、徐々に活動の場を広げ、日本アカデミー賞などには呼ばれなくても、こうやって賞に輝くというのはじつにおめでたい。きっとそのうち、ごく普通に、マスコミも彼女を取り上げざるを得なくなるような時代がやってくるだろうし、逆に言えばテレビに出ずとも舞台と映画だけで十分に大スターでいられるわけだから、今のままでもかえってよいのかもしれない。

 頑張れのんちゃん!

 そして、もうひとつ。緊急事態宣言が延長される中、ついに新橋演舞場で2年越しの我らが「熱海五郎一座」が開幕した。

「東京喜劇の灯を消すな」と若手(といっても40代だったが)の喜劇人が立ち上がり、三宅裕司、小倉久寛、渡辺正行、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、そして私ラサール石井で結成してはや18年目、今や前期高齢者に差しかかったメンバーではあるが、毎年6万人を動員する人気劇団になった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…