ニューヨークからお届けします。
-
保守判事の経口中絶薬販売禁止判決でアメリカは再び混乱
テキサスの連邦判事が、経口中絶薬ミフェプリストンの販売を全米で禁止する判決を下し、衝撃が走っています。 ミフェプリストンは、ミソプロストールと共に薬剤による人工妊娠中絶に使われる薬で、アメリ…
-
AI開発を止めろ!イーロン・マスクら「人類への深刻なリスク」と警鐘
「AIの開発を一時的に止めるべき」という公開レターが話題になっています。イーロン・マスクやアップルの共同創立者スティーブ・ウォズニアッキら1000人のテック・リーダーが署名。理由は「AIには社会と人類…
-
アメリカは世界でもまれな“公衆トイレ砂漠”…その理由は?
東京の街で移動中にトイレに行きたくなったら、まずどこに向かいますか? おそらく駅でしょう。でもニューヨークの地下鉄駅でトイレを探しても見つかりません。 ニューヨーク、いやアメリカは世界でもま…
-
米国で未成年トランスジェンダーへの医療禁止法が続々成立のナゼ
アメリカの保守州で、未成年のトランスジェンダーに対する医療を禁止する法律が、続々と成立しています。3月16日にはフロリダ州が、アメリカの8つ目の禁止州になりました。ケンタッキー州でもほぼ同様の法律が…
-
人口の4割が肥満症のアメリカ人が糖尿病薬「オゼンピック」に殺到した理由
糖尿病の薬オゼンピックに痩せる効果があることが知られるようになり、突然スポットライトが当たっています。背景にはアメリカの深刻な肥満問題があります。 オゼンピックはノボノルディスク社が販売して…
-
学校がライフライン…米国の10代女子のメンタルは危機的状況とCDC調査で判明
10代女子のメンタルが危機的状況にあることが、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の調査でわかり、衝撃を与えています。 このコラムではアメリカの若者のメンタル状況を度々取り上げていますが、今…
-
米CBS「日本のお見合い大作戦は失敗する」と報道 岸田政権の少子化対策バッサリ
日本では少子化対策の1つとして、政府や地方自治体主催のお見合いや出会いサービスが話題になっているようですが、アメリカ人の反応はあまり良くないようです。 2月半ばに出たCBSニュースの記事は「…
-
ワシントンDCの大学キャンパスに緊急避妊薬の自動販売機がお目見え
ワシントンDCのジョージ・ワシントン大学に緊急避妊薬の自動販売機が登場し、ニュースになっています。 販売がスタートしたのは「プランB」という商品名で売られている緊急避妊薬。一般にモーニング・…
-
米国はコロナ非常事態を5月11日に解除…保険制度をめぐる論争が再燃か?
バイデン政権はコロナの非常事態を、5月11日に解除すると発表しました。しかし混乱も予想されています。 今回の決定は「コロナは既に深刻ではない段階に入った」という判断によるものです。とはいえ、…
-
ガスコンロは喘息を悪化させ温暖化も促進?禁止めぐり米で大論争
アメリカで、キッチンの必需品ガスコンロが禁止されるかもしれない、という情報が飛び交い大論争になっています。しかしこの報道は正確ではありません。 事の起こりは昨年12月、専門誌「国際環境調査・…
-
フードテックに見た未来への希望 テクノロジーの祭典CESレポート
毎年ラスベガスで開催されるテクノロジーの祭典CES。EV(電気自動車)から家電、メタバースまで、華やかな最新のイノベーションに注目が集まる中、ヘルステック、フードテックといった、私たちの生活に密着し…
-
北米最大のテクノロジーの祭典CES 全体テーマ「世界の全ての人の安全」が示す意味とは?
CESといえば毎年ラスベガスで開催されるテクノロジーの祭典。今年はパンデミック明け初の開催で、パナソニックやSamsungなどグローバル企業からスタートアップまで、世界中から3000社10万人が結集…
-
アメリカの1月は禁酒月間 昨年は成人の5人に1人がトライ、前年よりも13%増
アメリカの1月は禁酒の月。感謝祭からクリスマス、年明けまでの約1カ月間続く、いわゆる「ホリデーシーズン」に飲みすぎたため、次の1カ月は酒を断とうというわけ。これを実行する人は、年々増えているようです…
-
孤独の伝染病「ロンリネス・エピデミック」 一人暮らしはうつ病リスクが4割上昇
アメリカでは一人暮らしの成人人口が急増していますが、イギリスでは1人で過ごす若者が増えています。そこで懸念されているのが、現代の伝染病とも言われる「ロンリネス・エピデミック(孤独の伝染病)」です。 …
-
日本人が旅行嫌いに? 米国調査会社で驚きの結果が…コロナ以外の理由とは
日本人の3分の1以上は「もう2度と旅行はしない」と回答した、という調査結果が発表され、アメリカ人の間で驚きの声が上がっています。 大手調査会社のモーニング・コンサルトが、世界15カ国1万60…
-
コロナ、インフル、RSウイルスの「トリプルデミック」でニューヨークはマスク復活
ニューヨークから姿を消していたマスクが復活しつつあります。コロナ、インフル、RSウイルスが同時に大流行しているからです。 ニューヨークのホークル州知事は12月はじめに会見を行い、3つの感染症…
-
ついに交通事故超え…子供の死因トップになったアメリカの銃
コネチカット州のサンディ・フック小学校で、子供20人を含む26人が射殺された銃撃から10年がたちました。ほぼ同じ時期に報道された「アメリカの子供の死因ナンバーワンは銃」というニュースが、アメリカ人に…
-
米国の独身女性の3人に2人は中絶反対派の男性とはデートしない…衝撃の調査結果
独身女性の3人に2人は、中絶に反対意見を持つ相手とはデートしない。そんなショッキングな調査結果が発表され、驚きが広がっています。 世界最大規模の恋愛・結婚マッチングサイト、マッチ・ドットコム…
-
サッカーW杯を前に衝撃…異常高温による移民労働者への深刻な健康被害
サッカーのワールドカップが、20日からカタールで始まりました。 オリンピックと同様世界で注目されるワールドカップですが、今回の大会は、“過去10年で最も論争が多いスポーツイベントの1つ“と報…
-
米国では5人に1人がコロナ後遺症…治療薬パクスロビッドが効果ありとの研究結果が話題
アメリカで最も普及しているコロナ治療薬パクスロビッドが、後遺症にも効果ありという研究結果が発表され、話題を呼んでいます。 コロナ後遺症は、感染後3カ月以上症状が続くことを指し、心臓疾患や呼吸…