Dr.中川 がんサバイバーの知恵
-
検診で注意 病院が胃カメラからバリウムに変更を促す理由
春の健診シーズンですが、読者の皆さんは健診をきちんと受けられたでしょうか。5月2日付の当欄では、新型コロナウイルスの余波で、各種健診の延期が相次いでいることに触れました。緊急事態宣言が解除され、健診…
-
4月は必要量の8割に 輸血不足をカバーする2つの選択肢
新型コロナウイルスの影響で、がん手術の延期が相次ぎ、患者さんに不安が広がっています。実は、その手術に必要不可欠な輸血用血液が足りないことをご存じでしょうか。 輸血用血液は、多くが献血でまかな…
-
池江璃花子の短髪が話題 男性も考えたい女性のがんの悩み
勇気づけられた方も多いでしょう。競泳の池江璃花子さん(19)が自らの写真共有アプリ「インスタグラム」で短髪姿を披露し、話題を呼んでいます。私もネットで拝見して、すてきだと思いました。 昨年2…
-
がん闘病中の大島康徳氏は高熱でもPCR陰性 原因は腫瘍熱か
新型コロナウイルス感染症を巡っては、PCR検査のハードルの高さが指摘されています。13日に多臓器不全で亡くなった大相撲の勝武士(享年28)もそうでした。先月4日に発熱症状が見られたものの、都内の病院…
-
手術延期続々 放射線治療を考えるがんの種類とタイミング
このまま治療が遅れると、オレの命はどうなるのか。新型コロナウイルスで院内感染が広がった医療機関では、手術などの延期が相次ぎ、患者さんの間で不安が広がっています。およそ8割の手術延期が報じられたがん研…
-
検診も手術も続々延期で…患者が絶対に押さえたい行動基準
すい臓がんは、がんの中でも難治がんといわれます。そんな厄介ながんを克服したのが、元サッカー伊代表のジャンルカ・ビアリ(55)です。17カ月に及ぶ化学療法ですい臓がんを克服したと報じられています。 …
-
免疫力低下は本当か 岡江久美子さん急死の2つの可能性
女優の岡江久美子さん(享年63)が新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなりました。今月3日に発熱。自宅で様子を見ていたところ、6日朝に容体が急変し、緊急入院。人工呼吸器を装着し、PCR検査で陽性と判明…
-
菅原文太もS・ジョブズも ピンピンころりとがんで死にたい
新型コロナウイルスの感染者は、8割が軽症、あるいは無症状で済む一方、2割は重症化するといわれます。怖いのは、発症から亡くなるまでのスピードがとても速いこと。その恐ろしさは、コメディアンの志村けんさん…
-
志村けんさんは1日3箱 喫煙者は新型コロナ死亡リスクが3倍
コメディアンの志村けんさん(享年70)の命を奪ったのは、新型コロナウイルスでした。テレビや雑誌では、志村さんをはじめドリフターズなどの追悼企画も相次いでいます。その報道に触れ、改めて人気のすごさを思…
-
コロナで相次ぐ外来閉鎖 がん治療継続では2つを確認したい
新型コロナウイルスの感染拡大で、各地の医療機関で院内感染が相次いでいます。東京の永寿総合病院では、感染者が100人を超え、7人が死亡。先月24日からは、外来を閉鎖しています。 院内感染は、慶…
-
人気ロボット手術「ダヴィンチ」より放射線を選ぶべき基準
漫才師のトミーズ雅さん(60)が、早期の大腸がんで手術を受けていたと報じられました。今月17日に手術を終え、翌日からは歩行リハビリをしているといいます。早期発見を「奇跡」と話しているようですが、経過…
-
堀ちえみさんもブログに 赤ら顔の人は食道がんリスク95倍
東大周辺は、桜が咲き始めています。新型コロナウイルス騒動で、今年は花見も自粛になるのでしょうか。下戸の方は、内心、ホッとしているかもしれません。 舌がんと食道がんを克服されたタレントの堀ちえ…
-
富士通はITで社員教育 がん治療と仕事の両立で大切な2つ
皆さんの会社は、どうでしょうか。厚労省は2日、第1回「上手な医療のかかり方アワード」の表彰式を実施。その最優秀賞を受賞したブラザー工業には、職場ごとに事故や急病での対応表が掲示されているほか、がんや…
-
新型コロナウイルス がん患者は抗がん剤治療後に特に注意
新型コロナウイルス(2019―nCoV)の感染が拡大し、パニックが広がっています。新しい感染症はだれでも怖いものですが、本当にそうでしょうか。 中国の疾病管理予防センター(CDC)は、2月1…
-
松下奈緒演じる腫瘍内科医 日本の早期治療では不在の悲劇
「手術する医師を代えていただけませんか」 先日、TVドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」を見ていると、娘の胃がん治療をめぐって、父親がそう強く迫るシーンがありました。父親の話を聞いていたのは…