「スノボも五輪も2次元のためだった」成田童夢が語ったオタクへの道
■声優になりたくてオリンピックを目指す。「そう、かなり不純な動機だったんです」
トリノ五輪に出場したのも、声優になりたいがためだったとか。
「オレを徹底的にしごいたスパルタ親父にある時、“実は声優になりたいんだ”って打ち明けたら、“バカヤロー! やるんならオリンピックに出てからにしろ!”って怒鳴られましてね。そうか、オリンピックに出たら好きなことができるんだ、って気合が入り、必死になってトリノの出場キップを手に入れた。そう、かなり不純な動機だったんです、ハハハ」
それでも、五輪後の袋叩きはやっぱりこたえたのだろう。
「全盛期はスポンサー契約で年間1200万円くらいもらってた。全部ゲームや漫画に消えちゃいましたけどね。当然、契約は打ち切られました」
もっとも、声優になる夢はかなえた。去年12月に放映されたアニメ「ONE PIECE エピソード オブ ルフィ~ハンドアイランドの冒険」に出演したのだ。
「『村人A』ってほんのチョイ役。声優学校にも1年通ったし、ちゃんとした名前がある役の声優をやるのが次の目標です」
最後に女優を目指し、ヌード写真集を出した妹の今井メロについては、「アニキとして遠くで見守ってるって感じですか」とのことだった。