「スノボも五輪も2次元のためだった」成田童夢が語ったオタクへの道
きょう登場するのは06年のトリノ冬季五輪のスノーボード・ハーフパイプの日本代表だった成田童夢クン(28)。妹の今井メロとともにメダルを期待されるも惨敗。その後はメディアから姿を消した。今どうしているのか。
「オリンピックが終わってからのバッシングは壮絶でしたよ。人間性を全否定するような罵声ばかりで。誰も信じられなくなり、3、4年は家に引きこもってるだけ。20歳そこそこで廃人でしたね。そんなオレを支えてくれたのが彼女……じゃなく、2次元のアニメや漫画だった。まさにオタクでしょ、ハハハ」
JR渋谷駅に近い所属事務所で会った童夢クン、こう言ってやんちゃな笑みを浮かべた。
「でもね、好きを突き詰めるとオタクになるんです。今の肩書はサブカルチャー・タレント。アキバ文化を世界に広めるために伝道師みたいな活動をしてます」
一昨年、秋葉原で開いた現役引退会見と同時にアニソンDJに。アイドルグループ「D―si☆’s(ディーシスターズ)」のプロデュースも手がけた。