立川流顧問うならせた…談春「ルーズヴェルト」での悪役ぶり

公開日: 更新日:

■「客にお土産を持たせる落語家」

 もちろんあくまで本職は「落語家」。数年前から「最も独演会のチケットが取れない落語家」として話題になり、その人気は今も衰え知らず。

「談春の高座は面白いだけじゃない。セリフや表情で客の魂を揺さぶり、感動に近いものを与えることができる。笑いにプラスアルファがあるので、『客にお土産を持たせる落語家』といわれています。以前、談志が『談春は物覚えが早くて学習能力が高い。言われたことはすぐ直す』と褒めていた。だから、ドラマでの経験も、今後の落語に生かせるはず」(前出の吉川潮氏)

 泉下の談志も目を細めてドラマを見ているに違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動